テーマの一つに「介護」を加えたのが、去年の2月でした。

その後、3月に母の介護状態が、「要支援」から「要介護」へと変更になったところで、
このテーマには一切触れずに1年が過ぎました。

今の状況をブログにUPするのも、どうしようか・・・・と悩んだのですが。
私の中でちょっとふっきれた部分があったので、個人的なメモとしてUPさせて下さい。

1年前に「要介護2」の認定を受けた母は、つい最近「要介護4」になりました。
そして、今年になって、特定疾患の認定も受けました。
特定疾患とは、厚生省が認める難病ということです。

病名は「進行性核上性麻痺」 パーキンソン症と症状が似ているのですが、
ちょっと違います。
脳の障害の一つです(遺伝性はありません。原因も不明です)
初期の症状に「よく転ぶ」というのもあります。
脳神経がだんだんやられていく病気です。
(認知症とも違うので、意識ははっきりしています)

歩くと転ぶ、転ぶと危険なので歩かなくなる、筋力が衰え歩けなくなる。
悪循環なのですが、仕方ないです。
現在は、介助がないと歩けません。

去年、要介護の認定が出た頃から、ケアマネにプランを作成してもらい、
ディサービスを利用するようになりました。
その当時は、父も同居していたので、まだ良かったのですが・・・・。

その父は、現在入院しています。
もともと人工透析患者だったのですが、去年胃がんが発覚。
今年に入って、胃の全摘出手術を行いました。
本人が「胃の無い状態」をきちんと理解していないため、栄養状態に
問題が出て、入院ということになりました。

そうなると、問題は母です。

とても一人で暮らせる状況ではありません。
妹と私で、面倒を見ていたのですが・・・・・

その妹が、先月末に脳出血で倒れました。
命に別状が無かったのが不幸中の幸いだったのですが、
現在も右半身に麻痺が残っている状態です。
頼りにしていた妹が、母のところへ来れなくなってしまい、
私が全面的に動くことになりました。

先月末から約半月・・・
その間にケアマネと相談して、訪問介護をお願いすることにしました。
フルタイムで仕事をしているので、毎日行くことも難しかったからです。
精神的にも、肉体的にも慣れるまでちょっときつかったのですが、
1週間やってみて、なんとかやれそうな感じです(笑)←慣れるの早い!とか言わないでw

確かに大変なのですが、まぁ、人間やればなんとかなる!ってもんです^^

その陰には、パパンや義父母、子ども達の協力がもちろんあります。
他にも近所の方、親戚の方、いろんな方が協力してくれています。
本当に感謝しています。

今回のことは、いろんなことを考えるいいきっかけになったと思っています。
同級生で、まだ介護で苦労している友達はほとんどいないけど(笑)
10年後には、きっと私がいい意味で先輩になるでしょう(爆
その時は、みんなにいいアドバイスをしてあげられるように、今、頑張ります!

介護の問題は、理想論だけじゃ解決できない。
実際やらなきゃ、その辛さはわからない。

でも、それをただ「辛いだけ」と思ってしまうか、「いい経験だ」と思えるかで、
日々の過ごし方もきっと変わってくる・・・と思うのです。

まだまだ介護初心者の私。
きっとこれからたくさん弱音を吐くかもしれませんw

自分の老後を想像しながら、日々精進していきますので
これからも温かい目で見守っていてください
(ブログ更新が少なめだったのは、気持ちがなかなか安定しなかったためです。
 これからも細々と続けていくので、よろしくお願いします<(_ _)>)